ふくの 今日の1枚

お気に入りの写真を紹介しています

本の事

配役、合ってないんじゃないかな~

松本清張の小説って、実はあまり読んでいなくて選んだのが良く耳にするこの本『黒革の手帖』上・下巻 ドラマも幾つか放送されていて、脇役はともかく、主演は米倉涼子、武井咲、山本陽子、大谷直子、浅野ゆう子、って、やっぱり美女ばかり 地味~な印象が強…

海外物は大当たりが多い!!

フランス人、ミシェル・ビッシュ著のミステリー『彼女のいない飛行機』 なかなか読書の時間が取れない中、常に続きが気になりまくりの小説でしたもう、ホントに、最後の最後まで面白かった!! 作品概要『1980年、12月。イスタンブール発パリ行きのエアバス…

ふざけているのは、タイトルだけではなかった!!

蘇部 健一(そぶ けんいち)著・『六枚のとんかつ』読みました いくつもの短編に別れていて、どれもおチャラけたミステリーです主人公は保険屋で、保険金目当てなどの犯罪を、保険を払わないようにするために解決していくんです一気読みだと飽きてしまうので、…

重いけど、読んでよかった

コルソン・ホワイトヘッド著「地下鉄道」 アメリカ奴隷時代の、とても心が重くなる小説ですが、古くはテレビドラマ「ルーツ」や近年では映画「それでも夜は明ける」などでは知らなかった逃亡奴隷のストーリーです 助太刀する奴隷制反対派の白人や、カネをも…

インパクトはあるけど、あまり楽しくない表紙

恩田陸の短編集『象の耳鳴り』読みました 元判事の老齢男性が主人公で、短編ながらなぞ解きが入っているんです・・・が、なんか、終始物足りない思いで読み終えました やっぱり恩田陸は、がっつり、しっかり、バーンとした長編が、この次は読みたいですね ≪ …

この漫画も、流行っているらしい・・

ONE原作の漫画、『ワンパンマン』です。 「あらゆる敵をパンチ1発(ワンパン)で倒してしまう、最強ヒーローサイタマが主人公のギャグ系アクション漫画」のようです。 3巻まであれど、まだ読んでおらず・・

どれも、可愛すぎっ

また、可愛い編みぐるみの本を見つけて、購入してしまいました まず、うさぎを編んで、つぎはニワトリで、龍はなかなか難しそうだけど、出来上がりが楽しみへびは、頭の丸さに笑っちゃう・・ ・・来年の干支さまは、ずっと後になるかも・・

こういう本も、あるんだ・・

海外書→日本書 と、ほぼ交互に読んでいるパターンに、時々取り入れる文学書 今回、フィッツジェラルドを選んだわけですが、見ての通り翻訳は村上春樹で、 概要に、「20年代のアメリカの栄光と悲惨をその一身に浴びて生き、そして死んだ華麗なる作家S・フィッ…

なんと、袋とじ付き

東野圭吾の小説、久々に読みました『どちらかが彼女を殺した』 いつものごとく、読みやすく、読み始めからつかみはOK、しかもラストあたりは気になって、一気読み 巻末の袋とじなんて、小説では初めて見ましたよ!!まだ開けていなくて、私の本ではないので…

秋の夜長は、やっぱり読書

題名につられて購入した、アーサー・C・クラーク著『イルカの島』読みましたやわらかくわかりやすい書き方で、ちょっとハラハラしながらも楽しく読み終えました 『2001年宇宙の旅』の5年前の作品のようです SFですが、近未来で舞台はグレート・バリア・リー…

校閲ミスかと思いましたもん

推理作家、芦沢 央(あしざわ よう)の小説、『悪いものが、きませんように』 後半、確かに変だなと思った部分があったんですよそこからなんですね「衝撃」の始まりは 帯が無かったので、画像はお借りしてしまいました この作家さんや、湊かなえとか、女性の…

『月と六ペンス』は実話?実話ではないの?

サマセット・モームの『月と六ペンス』初めて読みました 面白く読み進めながら、画家の自伝のような事に気付き、徐々に興味が薄れて行きましたでも、チャールズ・ストリックランドって、誰? 解説を読むと、やっぱりポール・ゴーギャンがモデルにされたフィ…

気分を変えての時代小説、読みました

今年2冊目の山本周五郎の短編小説『おたふく』読みました 前回の小説が面白すぎ、少し間あいての読書でした気分を変えての時代小説で、ほんのり心洗われた気分です 殺陣が出てこない、人々の暮らしが中心に描かれています数百年前はこういう生活だったんたな…

おお、絵本まで描くんですねっ

しわしわで申し訳ないですが・・二日ほど前の新聞の紹介記事です 読みたいな~と思いつつ・・虫は苦手・・でもホタルのようだし・・大好きな俳優さんが書いたのだし・・ 結果、かな~り読みたい!!

大昔(笑)、お気に入りだった漫画!!

チャンピオン掲載でしたが、知ってる方いるのかなぁ画像取り出せて、実はびっくり 「あばれ天童」(なつかし~~)で横山光輝知りましたが、「鉄人28号」や「魔法使いサリー」の原作者と知ったのは後でした 「バビル2世」はアニメで見ていましたね そんな、時…

このシリーズの面白さは太鼓判!!  ミ凸ヽ(^_^ )

ピエール・ルメートル著/カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの2作目、「その女アレックス」読みました先日読んだばかりの「悲しみのイレーヌ」の続編です 1作目同様展開が気になって仕方がないストーリーで、最後まで一気読みでした 因みに、 2003年公開…

気持ちが合わない時は、小説って読み進まない・・

伊坂 幸太郎の『アイネクライネナハトムジーク』やっと、読みました 他界された三浦春馬主演の映画を見る前に、原作を手にとりました 何組かの男女の出会いがあって、過去や現在に飛び交いながら、現在それぞれがどうなったか、というストーリー展開なんです…

原作も引き込まれる、「ジュマンジ」

クリス・ヴァン・オールズバーグ作の児童書です 小学校では高学年の読み聞かせに入っていました お馴染み、ロビン・ウィリアムス主演の映画の原作です展開は多少違いはあるものの、おどろおどろしさは同じです わが子たちが小学生の頃、数人の友達がやってき…

SFは、奥が深いんじゃない、奥が無いんだ!!

やっと、レイ・ブラッドベリ著「華氏451度」読みました 先日観た映画でもこの小説に触れられていて、偶然同じタイミングで、新聞のコラムにも載っていて、とっても読みたくなっていた本です ヒーローでもないごく普通の男性が主人公です書物が紛い物と考えら…

毒々しいグロさではないですが、続き、読めません・・

乙一の『暗黒童話』3分の一まで読みましたが、あまりの薄気味悪さに、気持ちがどんよりしたままです 読みやすい印象があって、軽いノリで読み始めたんですが、サイコ・ミステリーのジャンルと思いますラストが気になりながらの途中辞めは初めてです・・ ( _ …

カミュ著『ペスト』 場所も時代も違うけど、人々の気持ちはおんなじ

今や書店で店頭に並んでいる小説です ねずみの大量死亡から発生した伝染病です人々の記述やメモを元に書かれているようです 今の状況が身につまされる思いでしたいくつか心に残る文章があります下記は、はやり始めた頃の会話の一文です 「まったく、こいつが…

映画『プリデスティネーション』の原作は、文庫でわずか30ページ弱

ロバート・A・ハインライン著の短編集『輪廻の蛇』に納められています 映画の「プリデスティネーション」は2015年公開、因みに97分ですタイム・パラドックス(時間の逆説)を扱っているので、一度見ただけでは実に不可解です 小説は短いせいもあり、更に、もっ…

読み終わって、速攻キャストを確認しました

逢坂 剛の小説「百舌の叫ぶ夜」です ドラマは全く見ておらず、出演者が西島秀俊、香川照之、真木よう子と言うだけ知っていて、誰がどの役かきになりながら読んだんですね 速攻で調べましたが、思っていたのとぜ~ん、ぜん違いましたんしかもオリジナルキャス…

映画「メッセージ」の原作は、僅か100ページ

「メッセージ」は、テッド・チャンの短編小説の中の「あなたの人生の物語」が元になっている、116分の映画です 数年前、映画を見てから原作を読みました本線は変わらないものの、よくぞあのスケールの大きい映画になったものだと思いましたね 小説のやわらか…

翻訳家は、素晴らしい

とても有名なヘルマン・ヘッセ著の『車輪の下』、読みました読み終えてブックカバーを外したら、こんなかわいらしい表紙だったんですね 『田舎町に生まれた少年ハンスは、勉強が良く出来て神学校試験を受けるんですね試験は2位通過で、ハンスも父も優越感に…

超・古典ミステリー

※ 本が惹き立たない・・クマが目立つ・・ かな~り有名なガストン・ルルーの『黄色い部屋の謎』久々に読みましたすっかり内容欠落しておりました なるほど、という種明かしですが、探偵と付き添い(ほぼ記述者)がセットというのは古典的特徴なんでしょうか最…

単に2つの都市を隔てる、恋愛小説と思いしや

昨年読んだ、チャールズ・ディケンズ著の『二都物語』 なんのなんの、さすがなヒューマン・ドラマ小説でした フランス革命の頃の物語で、人々の様子がとても詳しく書かれています。18年間の牢獄から解放された父と、記憶にない娘との出会いから始まり、2人は…

身が引き締まる 時代小説

山本周五郎作、短編集『雨の山吹』読みました 随分久々の時代小説です軟らかい文章がとても読みやすく、場面を思い浮かべながら読みすすみました 「ちげぇねぇ」「ございませぬ」「頂戴仕る」「なりませぬ」 などなど、頭からはなれませぬ 作品解説『乳呑み…

推理小説ファンになった、きっかけの本です

○○十年前、小学生だった頃初めて読んだウィリアム・アイリッシュの『恐怖の黒いカーテン』面白くて、その後すっかり推理小説ファンになりました 改めて文庫本『黒いカーテン』を読みました殆ど忘れている内容ですが、つかみはOKで、この部分に引き込まれてい…

カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズは、読み順に要注意!

壮絶な描写の、ピエール・ルメートル著・「悲しみのイレーヌ」読みました決して食事時期には読めない描写が多々ありましたが、読み応え充分以上でした このシリーズ、落とし穴がありまして、2作目の「その女アレックス」が先に翻訳されたようなんですね当然2…