今年2冊目の山本周五郎の短編小説
『おたふく』
読みました
前回の小説が面白すぎ、少し間あいての読書でした
気分を変えての時代小説で、ほんのり心洗われた気分です
殺陣が出てこない、人々の暮らしが中心に描かれています
数百年前はこういう生活だったんたなぁと、目に浮かべながら読みました
作品概要
「生涯膨大な短編を遺した山本周五郎。
日本女性の最も美しく尊い姿を集約させたとも言える「松の花」
その対極にある自らの性に翻弄される女「おさん」
酔っ払いだが腕のいい職人の父親を描く人情ものの傑作「ちゃん」
など」