トルーマン・カポーティ著『冷血』読みました
随分長い事書店で気になりながらスルーしていた作家と作品です
実話を元に詳細に作られた物語でした
始まりは(私が良く知らない)土地から、人々や建物や人々の関係性や過去まで続き、
中だるみ始めた頃殺人事件の現場に入ると、やはり読み進むんですねー
犯人と同時進行していくのも読み応えがあり、
文庫で617頁ですが時間かからず読み終えました
作品解説
『カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。
被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。
このあまりにも惨い犯行に5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行・・』