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フォーサイスの、珍しいジャンルの小説

フレデリック・フォーサイス著、
『マンハッタンの怪人』読みました

なんと、
オペラ座の怪人」(ガストン・ルルー)の続編!!
続編も知りませんでしたが、
フォーサイス(「ジャッカルの日」「オデッサファイル」など)の執筆とは!!

物語自体は一人称視点の小説で、
実は「オペラ座の怪人」は読んでいないんですが、
映画や劇団四季のミュージカルを観ている限りでは違和感なく読めました
ストーリーも良かったです

気になる、続編執筆の背景は、
アンドリュー・ロイド=ウェバー(作曲家・舞台プロデューサー/「オペラ座の怪人」の音楽担当)と、
初めて会った時の会話から構想が生まれたようです


【作品概要】

「十九世紀末、パリ。オペラ座の地下に潜み、闇の世界を支配する怪人は、
その醜い容姿ゆえに、それまで愛というものを知らなかった。
オペラ座の歌姫に生涯ただ一度きりの恋をするまでは。
だが、あの夜、悲劇的な運命の事件は起こってしまった...。
そして十三年後。一通の手紙がニューヨークのある男の元に届く。
巨万の富と絶大な権力を手にし、街を支配するこの男こそが、パリから消えた怪人だった。
そしてこの手紙は、全ての者の運命の輪を、終幕へ向かってゆっくりとまわし始めた―。
不朽の愛の名作『オペラ座の怪人』、ここに完結。」