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「ケロッグ博士」

1996年公開の映画の紹介です

監督は、アラン・パーカー
ケロッグ博士の実話小説が元になっている、ブラック・コメディ映画です。
主演・出演は、アンソニー・ホプキンスブリジット・フォンダマシュー・ブロデリック
ジョン・キューザックダナ・カーヴィララ・フリン・ボイル


(あらすじ)
1907年。ミシガン州バトルクリーク。
“バトルクリーク療養所”では質問会が行われ、ケロッグ博士が答えていきます。
「セックスは精力の浪費、肉を食うものは死ぬ運命、
避けるべきはタバコ、羽毛布団、ロマンス小説・・・。」
ケロッグ博士はさらに、
「私はコーンフレークの発明者で、医者で、作家の健康推進者だ。」
汽車に乗るウィルとエレノアの夫婦は、相席したチャールズと挨拶を交わします。
チャールズはバトルクリークで会社を設立すると話し、
エレノアは、自分はバトルクリーク療養所の信奉者で、ウィルは初めて訪れると話すのです。
療養所でケロッグ博士と対面したウィルは、
大変容態が悪いと言われ、車いすで運ばれてしまいます。
その後行われた狂気的な健康法に耐え切れず、ウィルはエレノアに帰ろうというも、
「元気になる」と約束したはずと反対されてしまうのです。
一方、相棒のベンダーに会ったチャールズは工場が用意できていないことに怒りますが、
ケロッグ博士の養子・ジョージを見かけうまく使おうと話すのです。
浮浪者のようななりのジョージを見かけたケロッグ博士は、
手を焼くほどのジョージの子供時代を思い出すのです・・・

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原題は『The Road to Wellville』
訳は「ウェルビルへの道」。
「ウェルビル」の意味するところは分かりませんでした~

T・コラゲッサン・ボイルの小説で、博士のフルネームはジョン・ハーヴェイ・ケロッグです。

R指定表示は見られませんが、明らかにきわどい描写が多々あります。
狂気的な健康法は、「ホリスティック療法」と呼ばれるものらしく、
『主な療法は電気コイル治療、高圧電気風呂、乗馬療法、
喫煙の禁止、飲酒の禁止、セックスの禁止、
子宮マッサージ治療、腸内洗浄など』
ほとんどが医学的根拠がないもののようです。

メイクを施しているアンソニー・ホプキンス、なんか可愛いです。

エレノア役は、ブリジット・フォンダ
芸能人一家で、祖父はヘンリー・フォンダ
父はピーター・フォンダ、伯母にジェーン・フォンダがいます。
ゴッドファーザー PART III」(1991)に出演していたんですね。
「ドク・ハリウッド」(1991)、「アサシン」(1993)、「訣別の街」(1996)、
シンプル・プラン」(1999)、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」(2001)などの出演・主演があります。
2003年の結婚後、映画の出演はないようです。




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大昔始めて観た時は、何が何やら・・・
改めて観て、実話と知って驚きましたです

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