ふくの 今日の1枚

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「誰のせいでもない」

2015年公開の映画の紹介です

監督はヴィム・ヴェンダース
ドイツ・カナダ・フランス・スウェーデンノルウェー合作(言語は英語)のドラマ映画です。
主演・出演は、ジェームズ・フランコシャルロット・ゲンズブールマリ=ジョゼ・クローズレイチェル・マクアダムス


雪の中、郊外の小さな小屋で作家のトマスは執筆しています。
妻・サラと電話で話し、自宅に戻る為車を運転するトマスは道路が封鎖中で迂回道に入ります。
携帯に気を取られ視界が悪い中、道路を横切るそりに乗った少年の姿が目に入ったトマスはブレーキをかけ目を閉じてしまいます。
恐る恐る外に出ると、少年はそりに乗ったままで、トマスは安心し肩車して近くの自宅へ少年を送ります。
しかし、ドアを開け、少年を確認した母親は
「ニコラスはどこ!!??」
と叫び、トマスの車へ走ります。
その後、小さい男の子を轢いてしまったトマスは警察に連れられ自宅へ戻ります。
サラは車で寝ているトマスを見つけ家に連れますが事故があったとだけしかトマスは話しませんでした。
2人はすれ違いが多く、その後トマスは自宅を出、自暴自棄になって自殺未遂を図ってしまうのです。
その間、一人で育てている少年・クリストファーの母・ケイトは悲しみに暮れ、物音がするとクリストファーの心配をする日が続きます。
ある日、トマスは事故現場を訪れ、偶然犬の散歩のケイトと出会います。
「なんでも力になる」と話すトマスに、ケイトは話しかけます・・

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あって欲しくないけど、偶然起きる事故など、それによって変わってくる人生など、とても身近に感じる映画です。

トマス役はジェームズ・フランコ。俳優、作家、映画監督の肩書です。
「127時間」(2011)では、アカデミー主演男優賞にノミネートされています。
スプリング・ブレイカーズ」(2013)では、異色の役どころで多数の「映画批評家協会賞」で助演男優賞を受賞しています。
なんと、カメオ出演も多く、「ホリデイ」「グリーン・ホーネット」「ラヴレース」「エイリアン: コヴェナント」(ノンクレジット)など、軒並みです。
監督として主演もしている「ザ・ディザスター・アーティスト」(2017年製作・劇場未公開)では、サンセバスチャン国際映画祭の最優秀作品賞を受賞しています。

ケイト役はシャルロット・ゲンズブール
フランスの女優で、母親も女優のジェーン・バーキン
アンチクライスト」(2011)では、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞しています。






お立ち寄り、ありがとうございます
レイチェル・マクアダムスの髪型がとても良かったなぁ
2回目を観ると、違うところが見えてくるので面白いです