ふくの 今日の1枚

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「タワーリング・インフェルノ」

1975年公開の映画の紹介です



サンフランシスコ。
設計者ダグ・ロバーツは、手がけた138階建のグラス・タワーにヘリコプターで到着します。
高層ビルは竣工パーティーの準備の最中で、ダグは部屋で待つ恋人のスーザンとひと時を過ごします。
しかし間もなく電話が入り補助発電機のテスト中にショートしたと連絡を受けます。
ダグが見に行くと設計とは違うお粗末な部品が使用されていて、担当のオーナーの娘婿は所在がわからない状態でした。。
間もなく上院議員や市長が到着し、135階のプロムナードホールへ皆集まります。
ところが81階の倉庫で火災が起き、ダグは危険を伝えるもオーナーはボヤとして扱ってしまうのです。
到着した消防隊のチーフのマイケルは事の重大さを伝え、やっとオーナーは避難するよう大勢の客に伝えます。
しかし火が燃え広がり、ショートする危険性からエレベーターの使用を禁止するも殺到して火に巻き込まれてしまうのです。
81階から120階の居住専用階に人の姿を見つけ、ダグは保安主任と共に救出に向かいます。
やがて、壁面を使って昇降する外部エレベーターに一度だけ降下できる可能性があり、くじを引いた12人の女性が乗り込みました。
そのうちの一人、スーザンはダグに「地上で待っている」と伝え、エレベーターは地上を目指しますが、火災階の爆発で一人が落下し、止まってしまったのです・・

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この映画の冒頭で、ダグ役のポール・ニューマンがヘリコプターで高層ビルに近づく際にテロップが流れます。

「人命を救う為に、自分たちの命を犠牲にする
全世界の消防士に、この映画を捧げる」

豪華キャストの中でも、ラストのダグの言葉とダグとマイケル(スティーブ・マックイーン)の会話はとても印象に残ります。

この映画はアカデミー賞で「撮影賞」「編集賞」「歌曲賞」を受賞、
「作品賞」「助演男優賞/フレッド・アステア」「劇映画作曲賞」のノミネートがあります。

題名の直訳は『そびえ立つ地獄』
リチャード・マーチン・スターン『ザ・タワー』とトーマス・N・スコーティアとフランク・M・ロビンソン『ザ・グラス・インフェルノ(ガラスの地獄)』が元になっているようです。

※ 余談ですが、似た題名の映画がもう一つあります。

タワーリング・インフェルノ'08」(2007)
監督:ライナー・マツタニ
ドイツに実在するベルリンタワーを舞台にした火災パニック映画です。
どちらをお求めの方も、お間違いのないように・・(特に、私・・)





いつもお立ち寄りいただき有難うございます (*´∪`*)
久々に観ましたが、大迫力でした!!
往年のスターも粋だったなぁ
最後の最後までムカツク役のリチャード・チェンバレン