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「ブラック・クランズマン」

2019年3月公開の映画の紹介です

監督はスパイク・リー
ロン・ストールワース原作の伝記、クライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライヴァー


1972年。コロラドスプリング。
若い黒人のロン・ストールワースは小さい頃から憧れていた警察に採用の面接を受けに行きます。
黒人の警官は初めての為、「署内で嫌がらせを受けた時はどうする」、と聞かれロンは驚きます。
採用になったロンですが、書類整理の仕事で、署内でも黒人差別の言葉が頻繁に使われることが嫌になりおとり捜査に配置換えを希望します。
間もなくロンに適役の仕事があり、ロンは過激とされている黒人活動家カーマイケルのイベントに潜入します。
一緒に向かった白人警官のフリップ・ジマーマンは外で待機します。
ロンは署に、カーマイケルには危険性がないことを報告し、フリップも同意します。
その後新聞に『KKK系団体』の広告を見つけ、ロンは黒人やユダヤ人を嫌う白人になりきって会合の参加を取りつけます。
さすがにロンが行く事は出来ず、ロンの話し方を覚えてフリップが団体に潜入しました。
ロンになり済ましたフリップは快く受け入れられますが、会員の一人・フェリックスは執拗にユダヤ人ではないかと疑い、フリップを別室に連れて行きます。
別室には嘘発見器が置かれ、盗聴していたロンは慌てて建物に近づきます・・・

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この映画の最後に、実際に起きた2017年8月11,12日のバージニア州シャーロッツビルの「白人の人種差別主義者グループ」と反対するグループの対立映像が流れます。

この映画は第71回カンヌ国際映画祭で「審査員特別グランプリ」を受賞しています。
アカデミー賞では「脚色賞」を受賞、
「作品賞」「監督賞」「助演男優賞/アダム・ドライヴァー」などのノミネートがあります。

≪ KKKとは ≫

「Ku Klux Klan」の略で、
名前の由来はギリシャ語の「kuklos(円環、集まりの意)」の転訛と英語の「clan(氏族、一族)」を変形させたもののようです。(ウィキ参照)
アメリ南北戦争1861年?1865年)以後に発足した白人至上主義を唱え黒人やユダヤ系を差別し敵視する団体です。
そのメンバーがクランズマンと呼ばれるようです。






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