「武士の家計簿」

2010年公開の日本映画の紹介です

監督は森田芳光。
刀を使わない時代劇・ドラマ映画です。
主演・出演は、堺雅人、仲間由紀恵、中村雅敏、松坂慶子、西村雅彦。

物語は猪山直之の息子、直吉の語りが所々に入ります。

江戸時代後半。
猪山家は代々加賀藩の財政に携わっていて、8代目の直之も見習いからやがて御算用者に加わります。
直之には天性の数学的感覚が備わり、『そろばんバカ』と呼ばれるほど真面目にそろばんをはじく毎日でした。
ある日、帳簿の数字が合わない事に気付き、直之は役人に話しますが誤魔化されてしまいます。
そして左遷されそうになった時、悪事がばれた数人の役員は入れ替えられてしまい、直之は昇進するのです。
お駒と結婚し、直吉が4歳を迎える袴義の祝いの時、直之は猪山家の多額の借金に気付きます。
金額を抑えた祝いの場を直之の父と母は怒りあらわにします。
しかし直之は現実を話し、これから毎日家計簿をつけ、借金を返済していくと家族に話します。
やがて直之は直吉にそろばんや家計簿の付け方を教えます。
ある日父の厳しい指導に直吉は反発し、もみあってそろばんが壊れてしまうのです・・

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原作は歴史学者磯田道史の著書『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』
その元となったのは、古書店から見つかった猪山家の家計簿『入払帳』なんですね。

直吉役は大八木凱斗(おおやぎ かいと)。
子役からたくさんの出演があります。
映画は｢忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段｣(2013)、｢るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編｣(2014)の出演があります。