「ラストレシピ～麒麟の舌の記憶～」

2017年公開の日本映画の紹介です

監督は、滝田洋二郎。
田中経一の小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、二宮和也、西島秀俊、綾野剛、竹野内豊、宮崎あおい、笈田ヨシ。

すずらん園。
園長が他界し、そこで育った柳沢健は応対した電話の充にに悪態をつきます。
かつて健はこの園で一緒に育った佐々木充とレストランを経営していましたが、

充のあまりにも厳しいやり方に反発して借金だけが残った状態だったのです。
その充はある病室をおとずれ、機材をセットしていきます。
エプロンをかけると食材を刻みたれを作りオムライスを完成させ、差し出された目の前の病人は食べながら満足するのです。
その後電話を受けた充は北京へ行き、高額の依頼を持ちかけられます。
中国料理界の重鎮・楊晴明は、『最期の料理人』として評判の充を知っていて、

満州で天皇陛下を迎えるために作られた『大日本帝国食菜全席』を再現してほしいと言います。
さらにレシピを考案した料理人・山形直太朗もレシピも太平洋戦争開戦直前に行方不明になったと言われ、引き受けた充は、まず山形の足取りを追っていきます・・

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1930年代。
宮内庁大膳課に料理番として務める料理人・山形は、日本軍の三宅大佐からある命を受けて妻・千鶴と共に満州国へと向かいます。
『大日本帝国食菜全席』と言う絶品の料理のレシピを作ることを任されます。
助手の鎌田と千鶴と現地の中国人・楊と取り組む山形は、やがて本来の目的を知ることになるのです・・・

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最後のクレジットに、山形直太朗作の

おしゃれで、素敵な料理の写真がたくさん登場します