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「散り椿」

2018年公開の日本映画の紹介です

監督は木村大作
葉室麟の時代小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、岡田准一西島秀俊黒木華池松壮亮麻生久美子緒形直人柳楽優弥芳根京子富司純子奥田瑛二豊川悦司(ナレーション)。


享保15年(1730年)の冬。
瓜生新兵衛は故郷・扇野藩へ向けて旅をしています。
8年前、新兵衛は藩の不正を訴えるも聞き入れられず、妻・篠と藩を去り京都で暮らしていました。
ところが篠は病に倒れてしまい、故郷の“散り椿”を見届けてほしいことともう一つ頼みごとをして命を落としたのでした。
扇野藩に戻った新兵衛は平山道場を訪ね平山十五郎と手合わせをします。
その後、篠の弟・坂下藤吾と妹・里美の家に立ち寄ると、そこに住むよう言われます。
藤吾は新兵衛に冷たく接し、ある時篠原三右衛門に新兵衛について聞くのです。
新兵衛は榊原采女と平山道場に通う良きライバルでしたが、2人とも篠に心を寄せていました。
篠と采女の縁組が進むも、篠は新兵衛を選んだのでした。
ある日新兵衛は田中屋から呼び出され、藩の不正について話を聞きます。
しかしその後田中屋は襲われ、新兵衛は鞘を抜き鮮やかに暴徒を追い払ったのでした・・

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この映画は、日本アカデミー賞で、
優秀主演男優賞(岡田准一)/優秀助演男優賞西島秀俊)/新人俳優賞(芳根京子)などの受賞があります。

時代劇としては珍しく、セットではなくすべてロケーションでの撮影が行われたようです。
ロケ地は富山県滋賀県・長野県などで、重要文化財浮田家住宅などが使われているとか。

≪ 散り椿 豆知識 ≫

正式名称は、五色八重散り椿
一木に白から紅まで様々に咲き分け艶やかである
開花時期、三月下旬~四月中旬






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