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「ロレンツォのオイル/命の詩」

1993年公開の映画の紹介です

監督はジョージ・ミラー
難病のひとり息子を助けるため、医学の勉強をする夫妻の実話に基づく映画です。
主演・出演は、ニック・ノルティスーザン・サランドンピーター・ユスティノフローラ・リニー


オドーネ一家は、東アフリカで3年間過ごしたあと、転勤になってワシントンに引っ越します。
5歳の息子のロレンツォは学校に通いますが、急に怒り出したり、耳が遠くなるなどの症状が出始めます。
ある時ロレンツォが血を吐いて、ミケーラとオーギュスト夫婦は病院に連れていきます。
いくつかの病院を回ってもロレンツォには異常が診られず、遂にワシントン病院で3日間精密検査を受けることになりました。
ロレンツォは不治の病の『』副腎白質ジストロフィー(ALD)』と診断され、夫妻は治療法がなく2年以内に亡くなる事を告げられてしまいます。
更にその病気の経路を聞き、ミケーラは大変ショックを受けるのです。
そして、ロレンツォは次第に歩くことが困難になり始めます。
教えられた食事療法に効果がないことで、オーギュストは自分たちで勉強しよう、とミケーラを誘い図書館に通い始めます。
脂肪酸の経路が焦点となり、ある日ミケーラはポーランドのある事例を発見するのです。

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この映画の最後に、“ロレンツォのオイル”で命が助かった子供たちの実際の笑顔の映像が流れます。

オーギュスト役はニック・ノルティ
古くはテレビミニ・シリーズ『リッチマン・プアマン』で人気になりました。
「サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方」(1992)でアカデミー主演男優賞にノミネートされています。

ミケーラ役はスーザン・サランドン
デッドマン・ウォーキング」(1996)ではアカデミー主演女優賞を受賞しています。
近年では「ランナウェイ/逃亡者」(2013)、「グリフィン家のウエディングノート」(2013)などの出演があります。

ロレンツォ役はザック・オマリー・グリーンバーグ
現在はジャーナリストなんですね。
年金基金に関するスキャンダルやシエラレオネの観光産業を調査してるとか。

≪ 副腎白質ジストロフィー(ALD) ≫ 豆知識

神経難病のひとつで、主に男児に発症します。
脳のなかの白質と呼ばれる部分と副腎という腎臓の上にある小さな臓器の障がいがみられる進行性の病気です。






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