ふくの 今日の1枚

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「コンフェッション」



少年時代から大の女好きのチャックは、1961年にABCの臨時職員として採用されます。
チャックは同僚のデビーと付き合っていますが、デビーのルームメイト・ペニーに惹かれていきます。
チャックが、思いついたアイデアをテレビ局に却下され消沈しているところへ、ジム・バードという男が現れます。
バードは、チャックをCIA秘密工作員としてスカウトして働くよう持ちかけます。
 半信半疑に訓練に参加したチャックですが、間もなく邪魔な人物の殺害が仕事と知る事になるのです。
アメリカに戻るとチャックのアイディアが採用され、テレビプロデューサーとして活躍します。
そんな時でもチャックは片手間で殺害任務を行いますが、KGBに拉致されてしまいます。
チャックは何とか解放されますが、うらぎり者がいて狙われている事を知り尋常でいられなくなっていくのです。

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この映画は、テレビプロデューサーのチャック・バリスの伝記映画です。
 本人が描いた自叙伝を元に、ところどころインタビューを交えてのストーリー展開です。

自叙伝は奇想天外な内容の為、世間は驚くどころか相手にせず、あまり売れなかったんですねー。

初監督についてのインタビューでジョージ・クルーニーは、
「素晴らしい人材、素晴らしい俳優を雇って、素晴らしい台本を手に入れて、後はそれを台無しにしないように頑張るのみ」
「撮影中はいろいろあったけど、中でも、自分自身を監督するのが一番難しかった」
と語っています。

チャック役はサム・ロックウェル
この映画でベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞)を受賞しています。
スリー・ビルボード」(2018)ではアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。