ふくの 今日の1枚

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「普通の人々」

1981年公開の映画の紹介です

監督は、出演していないロバート・レッドフォード
平凡な中流階級の家庭が舞台のヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、ドナルド・サザーランドティモシー・ハットンメアリー・タイラー・ムーア、ジャド・ハーシュ、エリザベス・マクガヴァン


シカゴ郊外。
高校生のコンラッドは、うなされて夜中に目を覚まします。
その朝、父のカルビンはコンラッドの様子を何度か伺い、朝食を食べるよう言います。
席に座ったコンラッドが食欲がないと言うと、母のベスはせっかく作ったフレンチ・トーストを捨ててしまいます。
ベスが先に出て行くと、カルビンはコンラッドに紹介された精神分析医に架かるよう話します。
コンラッドは学校でも上の空で、水泳部に参加しても注意される始末です。
その後、バーガー医師を訪ねたコンラッドですが、イライラしどおしです。
医師が直接「何が問題か」と尋ねると、コンラッドは答えます。
「自分を抑制したい」
数年前にベスが溺愛していたコンラッドの兄・バックが事故で亡くなり、ベスとコンラッドは常にぎくしゃくしていました。
ある日水泳部をだまって退部したことで、ベスとコンラッドが口論になります。
コンラッドは4ヵ月入院していたことがあり、ベスが一度もお見舞いに来なかった事を責めるのです。

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この映画はアカデミー賞で、「作品賞」「監督賞」「助演男優賞/ティモシー・ハットン」「脚色賞」を受賞しています。
ノミネートには「主演女優賞/メアリー・タイラー・ムーア」「助演男優賞/ジャド・ハーシュ」があります。

コンラッド役は、このころ20歳ほどのティモシー・ハットン
タップス」(1982)、「シークレット ウインドウ」(2004)の出演、
近年では、「ゲティ家の身代金」(2018)の出演があります。

ベス役はメアリー・タイラー・ムーア
コメディアンとしてのイメージが強いようで、この映画ではそれを覆す役作りと演技だったようです。





監督とティモシー