「さらば愛しきアウトロー」

2019年7月公開の映画の紹介です

監督はデヴィッド・ロウリー。
実在の銀行強盗・フォレスト・タッカーの犯罪・ドラマ映画です。
主演・出演は、ロバート・レッドフォード、ケイシー・アフレック、ダニー・グローヴァー、シシー・スペイセク。

1981年、テキサス州ブルミード
紳士風の高齢の男性は、銀行の窓口の女性と話しをしカバンを受け取ると外に出て白のセダンに乗って立ち去ります。
直後、銀行強盗があったと通報を受けた警察はセダンを追います。
逃げながらセダンの男性、初老のフォレスト・タッカーは、車の故障で立ち往生している女性を見かけ車を止めます。
その間、何台かのパトカーが通り過ぎていきます。
ある日刑事ジョン・ハントが銀行に寄った時、窓口の初老の男性が外に出た後、支店長から今の男性が銀行強盗だと聞きハントは驚きます。
その後ハントが調べると5州で93件の似た銀行強盗事件があり、関係者は口をそろえて
「初老の男性で、礼儀正しく紳士的でいいひと」
と証言しているのです。
タッカーは仲間たちと共に、世間では『黄昏ギャング』と評判になります。
ある日、ハントがテレビの取材で「犯人を捕まえる」と話しているのを、タッカーは目にします。
その後の強盗で、ハントは残されたお札のメッセージを目にするのです・・・

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現題は『The Old Man & the Gun』(直訳で、老人と銃)ですが、
ロバート・レッドフォード、その人そのままの邦題と思います。

全米公開前にレッドフォードは引退を発表しています。
この作品自体引退を決断する大きなきっかけになったようで、
「私にとって、人生のこのタイミングで演じるには最高の役柄だった」
と言ってるんですね。

ロバート・レッドフォードは製作にも加わっていて、このころ80歳ちょっと。
監督のロウリーは、
「この映画は、思いのたけをこめたレッドフォードへのラブレターだ」

いつも応援、ありがとうございます

それにしても、不思議な犯罪者です・・