先日映像で見た後、速攻で購入した『潜水服は蝶の夢を見る』
速攻で読みました
届いた時は小型のハードカバーと知らず、間違ってDVDかと思って焦ってしまいました
お恥ずかしや
でも、字も大きく持ち運びも便利で読みやすかったです
映像ではわからなかった聴力の大変さが、赤裸々に伝わってきました
その都度映像の情景が浮かび、逆にこういう気持だったんだとかわりました
著者・ジャン=ドミニック・ボービーはファッション誌ELLEの編集長の時に、
“閉じ込め症候群”と呼ばれる重い脳こうそくにかかりました
わずかな聴力と左眼だけが動き、瞬きで小説を書き綴ったんですね
あとがきに訳者が本人の経歴について語っているので、患う前の本人について知ることが出来ました
43歳で発病し、本の出版2日後に他界されているようです
映像にもエッセイにも触れられて、本当に良かったです