アガサ・クリスティ著で出版されていますが、
“メアリ・ウェストマコット”名義で1944年に発表した作品なんですね
ブロ友さんのご紹介で読みました
ミステリーではなくても、本当に面白かった
主人公が、ほぼ一人の時間が果てしなくある時に、
夫や子供たち、友人などとの会話を思い出していくんですね
何が面白いって、主人公の性格がとっても悪いんです
栗本 薫は
「哀しい本。そして怖い本。」
と解説に書いてますねん
作品解説
『優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を気づきあげた事に満ち足りていた。
が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、
それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱き始める・・』