小学校の図書館に「あかね書房」の20冊の本が並んでいて、そのうちの
ウイリアム・アイリッシュの「恐怖の黒いカーテン」が大好きで、
それ以来のファンです
この「幻の女」は大昔読んだきりで久々に読みました
未だにミステリーファンの間では上位に位置する人気ぶりです
特定の探偵が登場しないのも、展開の幅が広がる感じを受けますね
『妻と喧嘩して、あてもなく街をさまよっていた男は、風変わりな帽子をかぶった見ず知らずの女に出会う。気晴らしにその女を誘ってショーを見て酒を飲んで別れた。その後、帰宅した男を待っていたのは、絞殺された妻の死体と刑事達だった!!』
各章が、死刑執行150日前からカウントダウンで進んでいきます。
ラストがまた、予測不可能なんですね-