宮部みゆき著の『R.P.G』ですが、
小説ではなく、表紙のカバーについてのお話です
お気に入りの画家、パウル・クレーの
「R荘」
という題名の一枚
解説によると
「幻想の風景で、太陽・月・建物・道・樹など、現実の平凡な事物を記号で単純化しながら、
全体として現実を超えた風景に転化されている」
という、よくわからない説明です
パウル・クレーは1900年代初期のスイスの画家で、ほぼ抽象画です
往年は手が思うように動かず、太い線が目立ちますが、それ以前は細かい描写の作品が多くあります
突きつめた見方は出来ませんが、子供のような視点の絵画なので気に入っています
小説は、ネット上の疑似家族の殺人の内容で、多分関連性はないと思われます。